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代表取締役 鈴木 篤志のブログ

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【注文住宅】壁掛けテレビで後悔しない為に検討する前に知ってほしい失敗例3選

2023.07.07

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皆さんこんにちは。

 

愛知県江南市の注文住宅、リフォーム工事の工務店「きごころホーム」代表の鈴木です。

 

今回は、「【後悔したくない】つける前に知りたかった壁掛けテレビのデメリット3選」についてお話したいと思います。

 

 

お子様が小さかったり、オシャレなリビングにしたい場合など壁掛けテレビを選択されるご家庭は多いです。

壁掛けテレビでしたらテレビボードを購入する必要がなくなりますし、低い台がなくなる事で、小さなお子様が怪我をする可能性を少しでも減らす事ができますよね。

しっかりと下地補強された壁に設置されたテレビだったら、地震対策にもなりますし、配線もゴチャゴチャしていなくてスッキリとした印象になります。

しかし、良い事ばかりではなく、設置後にテレビの位置をもう少し上もしくは下、右、左と場所を変えたくても、テレビボードに設置したテレビの様には簡単に変えられないなどのデメリットも知っておきましょう。

設置後、使いづらいと後悔してしまいますので注意が必要です。

 

そこで、つける前に知りたかった壁掛けテレビのデメリットを伝えたいと思います。

 

今回は壁掛けテレビを設置した後、どのようなリスクがあるのか、また設置する際の注意点紹介していきます。

 

新築に壁掛けテレビを設置したいという方はぜひ参考にしてください。

 

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それでは行ってみましょう。

 

 

 

デメリット 1. テレビの位置を変更できない

 

新築を建ててから実際に住んでみると、時間や季節によって、窓やベランダから陽が当たって眩しいから、少しだけテレビの位置を変えたいとか、模様替えをしたい場合等、テレビを壁に固定されている為、当然ですが簡単に位置を変更する事ができません

キッチンから家事をしながらテレビが見られるようにしたいとか、リビングでゆったりしたソファからも見やすいようにしたいなど、全体的に見たいご家族の生活スタイルに合わせ、設計の話し合いを進めていきますが、実際に住んでみると、なんとなくイメージが違ったりする場合があります。 

 

どうしても変更したくなった場合には、テレビの位置の変更をする事もできますが、最初に設置の際に開けた穴が目立ってしまいますので、この穴を塞ぎたい場合は壁紙の張替えや補修をしなければなりません。

 

よく設置されるタイプのテレビのサイズが50インチぐらいで重さが約30 kg程あり、そのくらいのテレビだと、約2キロ程の壁掛け用の金具が必要です。

基本的には、施工する際に壁に金具を入れ、テレビが落下しないように固定できるようにします。再度壁紙にする場合には新たに金具を入れたり、補強が必要になり簡単に移動する事ができなくなるので、壁掛けを設置する時によく考えて計画しましょう。

 

デメリット 2. 配線が複雑になる

 

テレビを壁掛けにする時に、テレビのコンセントやレコーダーをつなぐ為の配線が表から見えない様、壁の中に配線を通す為の隠微配管を作ってあげなければいけません。この配管工事は難しくはありませんが、断熱欠損に注意しましょう。

断熱欠損とは断熱気密層が途切れて、その空洞部分に断熱気密材がない状況の事です。


空洞部分から、熱が逃げてしまい、
断熱性能がなくなったり、カビや結露が発生するおそれがあり、欠陥住宅にもよく見られる状態です。

例えば、スッキリと見せるために、テレビとレコーダーの位置を別々にしたり無理な配線にすると、天井裏や床下を経由しての配線となり、距離が長くなり複雑になりがちです。


交換する時が大変になったり、断熱欠損になる恐れがありますので、テレビの位置と共にレコーダーの置く位置も
無理のない計画をたてましょう。

 

デメリット 3. 工事費用がかかる

 

テレビボードは買う必要がなくなりますが、その分の工賃がもちろん必要です。

一般的なテレビのサイズで使用される
金具が約2万程電気屋さんに金具の取付、テレビの設置を依頼すると、下地が補強されている状態で約5万円、そして配管を隠すための施工の工賃が約1万くらいで約8万円の工事費用が必要になります。この例は大体の目安になりますが、工務店さんによって変わりますので確認しましょう。

 

設置する際の注意点

 

こういったデメリットを踏まえて、壁掛けスタイルにしようとお考えの方に注意点をお伝えします。

 

テレビを選ぶ時に、配線の方向も気にしなくてはいけないので、壁掛けにする事を工務店さんや電機屋さんに相談しましょう。

そして、壁掛けテレビを一度設置すると後で変更する事は大変になるので注意が必要です。

50インチ程のテレビだと画面の中心を床から1mくらいが見やすいと言われており、67インチなどの大きめの物だとそこから15〜20cm高くすると見やすいと言われています。


ですが、見る人によって感じ方は違いがあるかと思いますので、高さを調整できるよう、壁の下地補強の範囲を広めにしておくと良いです。


アーム式の壁掛け金具やチルト式金具などは少し値段はかかりますが、左右に動かす事ができ、向きを変える事ができるので少し方向を変えたい方におすすめです。


固定式の金具は隙間が少なくて見た目がスッキリした印象を与えますが、画面を動かす事が出来ないので設置場所をよく考えましょう。

 

また、ソファーなどの家具を配置してから、自分達でテレビの位置を決めて設置されたい場合などは、地震の際、落下すると危険なので、あらかじめ下地補強や隠薇配管を工務店さんの方で依頼しておくことをおすすめします。

 

壁に穴を開けたくないけど、スッキリしたリビングにしたいという方には「壁よせスタンド」といった壁掛け風に見えるテレビ台もあります。


場所移動が簡単にできますし、取付工事は必要ありませんので工賃もいりません。


配線も隠れていますので見た目もスッキリとした印象になります。気になる方はよろしければネットなどでご覧ください。

 

工務店さんによっては、無料でプランを作成してくれて、資金計画を出してくれるところもあります。

一度今回の内容を意識してプラン作成をされる事をオススメします。


ただし営業マンが設計したり、社員が設計する場合がありますので、できれば設計家とコラボしていて、提案力が高い工務店さんをオススメします。

 

きごころホームでも毎週土日、今回お伝えできなかった事など、見学会、勉強会、おうちの何でも相談会を開催しています。


見学会・勉強会・相談会は概要欄にのせておきますので、ぜひ活用してください。

 

最後までご視聴ありがとうございました。


今回は
【後悔したくない】つける前に知りたかった壁掛けテレビのデメリット3選をお伝えしました。ためになった、参考になったと言う方は、高評価とチャンネル登録よろしくお願いします。