愛知県江南市、小牧市で注文住宅を建てるならきごころホームトップページ  >  社長ブログ > 【住宅ローン控除】2022年4月からの本格始動でわかった改正で損する人!得する人!あなたはどっち??

愛知県江南市の工務店。自然素材のナチュラルアンティークの家、北欧スタイルの家ならきごころホームにお任せください。楽しいイベントや見学会やお家の何でも相談会、住宅ローンの選び方など家づくりを学べるセミナー随時開催中。

代表取締役 鈴木 篤志のブログ

-blog-

【住宅ローン控除】2022年4月からの本格始動でわかった改正で損する人!得する人!あなたはどっち??

2022.05.21

このエントリーをはてなブックマークに追加

皆さんこんにちは。愛知県江南市の注文住宅、リフォーム工事の工務店「きごころホーム」代表の鈴木です。

本日は2022年住宅ローン控除をテーマにお話します。

今年にはいりこれまでと控除の内容に変更がありました。2022年住宅ローン控除の発表があってから約4か月が経ちました。すでにご存知の方もいると思いますが、おさらいと合わせて、損するのか、得するのかを見ていきましょう。

控除率上限は1%から0.7%引き下げとなり、期間は原則10年とされていたところが条件付きで13年に延長されています。控除率や期間のほかにも、いくつかの制約が追加され、住宅ローン控除がもっとわかりにくくなっていますので、一緒に知識を入れていきましょう。


きごころホームでは無料で、お家の何でも相談会、勉強会なども開催しています。相談会、勉強会は概要欄に貼っておきますので、ぜひ活用してみてください。


それではいってみましょう!

【目次】

1、2022年住宅ローン控除 改正内容について

2、改正で得する方、損する方の特徴

3、実際の年収350万円~1200万円の方の試算

4、税制改正に伴い、住宅購入に影響を受けそうなところとはなにか


解説していく中で元号と西暦はわかりやすく西暦で統一してお話しています。私は、これまで多くの方の住宅ローン申し込みやお客様が求めている家づくりについて関わってきました。

日々、快適な暮らしだけでなく、マイホームを多くの方が手に入れられるような節約方法などないか考えています。ぜひ、マイホーム購入で維持費が心配な方は最後までご覧ください。

1、2022年住宅ローン控除 改正内容について

なぜ、住宅ローン控除は今年改正されたのか?まず、制度の目的として、住宅ローンの金利を軽減するためでした。しかし、以前の住宅ローンの仕組みでは、数年前から制度の歪みが指摘されてきました。

直近10年ほどの住宅ローンの金利が控除率1%を下回っており、借り入れを行うことで、購入者は利子以上の得をしている逆ザヤ状態になっていました。

この状況を監督している会計検査員という組織が、必要がないのに金融機関や自治体から借り入れを行う理由付けになったり、あえて繰り上げ返済ををしない動機になっていると指摘したことで、控除率の上限が1%から0.7%に引き下げになりました。また、これに加え、支払い利息額を考慮して控除額を設定しています。適用時期は2022年4月からとなっています。

住宅ローン控除!2022年改正の改正内容とは?

まず、控除率は、1%から一律0.7%へ引き下げです。これはわかりやすいですね。控除期間は、10年から新築や買取再販販売の場合は13年に期間が伸びました。中古住宅はかわらず10年です。これまで新築と中古住宅が一緒だったことから、わけてくると予想外でした。

また、あらたな条件として、住宅の省エネ性能ごとに借り入れ限度額に差をつける内容になっています。ここがわかりにくいポイントです。

新築の長期優良住宅・低炭素住宅は、以前の制度と同様に上限5,000万円をキープしています。ゼロエネルギー住宅やZHE基準を満たす住宅は、限度額4,500万円です。省エネ基準適合住宅は、上限額4,000万円、そのほかの住宅は3,000万円になっています。

そのため新築・省エネ性能ごとにかなり損得がある制度内容です。
さらに住宅ローン控除の対象となる所得の上限が3,000万円から2,000万円に引き下げられました

2、改正で得する方、損する方の特徴

ここからは、元の制度と改正後の控除額を比較していきます。ずばり、お伝えすると中古住宅または省エネ対象外住宅の購入を検討している方は、年数と控除率がWで減るためマイナスになる方が多いです。

また、高所得層やペアローンなど余裕のある組み方をされていると改正後の住宅ローン控除で得します。所得税や住民税の支払額的にもともとの控除額0.7%が割り込んでいる世帯は、改正の影響を受けません。つまり年収700万円以下は影響を受けない可能性が高いです。

たとえば、年収1,000万円の人が3,000万円の住宅を購入する場合、控除率も限度額もいずれも影響しません。最近では、ふるさと納税など節税を行っている方が多いので、もう少し年収が高くても該当する人がいます。

そのため、マイホーム購入を検討している方はシミュレーションや家づくりのセミナーなどに参加することがおすすめです。もちろん、先ほどの改正内容の省エネ住宅などのマイホームであれば得します。

3、実際の試算!年収350万円と400万円!

ここでは、年収350万円から1,200万円の方の新制度を適用したシミュレーションを紹介いたします。

条件は、30歳会社員で奥さんは専業主婦の世帯です。子どもは4歳の男の子と2歳の女の子がいる設定でいきます。日本によくある4人子育て世代ですね。

住宅ローンは大手銀行の変動金利タイプを基準にしていきます。借り入れ当時の金利を0.415%とし、11年目以降は6%で計算していきます。

〇年収350万円と400万円の試算

年収350万円の方が2,000万円の借り入れを行うと、13年間で合計で、134万1200円が戻ってきます。2,500万円の借りると147万9900円、,3000万円のローンの場合は152万6600円返ってきます。それ以上の借り入れは、借り入れ審査の面でも支払い面でも厳しくなるため今回はシミュレーションしていません。

融資の目安は年収の7倍から8倍が限度です。もちろん連帯保証人など付いていればそれ以上の借り入れができる可能性もあります。

年収400万円の方が2,000万円の借り入れを行うと、13年間で合計で、146万4910円が戻ってきます。2,500万円の借りると172万1800円、3,000万円のローンの場合は198万2400円返ってきます。

350万円より支払い額が多い分、控除額が大きくなります。ここはわかりやすいポイントですね。住宅ローン控除は、所得税や住民税の控除ですから、年収が高ければ高いほど控除額が多くなります。

ただし、年収が上がれば上がるほど控除が大きくなるはずですが、2,000万円の借り入れに対しては、年収450万円までは控除額が増えますが、それ以上の年収は、控除額が変わりません。

これは、年末の住宅ローン残高の0.7%しか控除されないリミッターがあるからです。まさに2022年改正制度の縮小部分と言えます。

この分岐点は2,500万円の借り入れの場合は、年収500万円、3,000万円の借り入れの場合は年収550万円となっています。

4、税制改正に伴い、住宅購入に影響を受けそうなところとはなにか

まず、現在、特例処置として優遇されている契約書などに貼る印紙代や固定資産税の減額処置、登録免許税の減額処置、居住用財産の買換え特例などは延長となりました。

今後大きく変化すると予測されるのは贈与や相続です。両親からマイホーム購入時にもらう住宅取得資金贈与は、省エネ住宅において1,500万円まで認められるものが1,000万円まで引き下げられています。

また、年間110万円まで認められている暦年贈与や相続時課税制度は見直される予定です。生前贈与を促し、若い方がマイホーム購入や車の購入などお金を使っていくことを促す内容が検討されています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。本日は2022年住宅ローン控除の改正ポイントと試算を紹介いたしました。

改正された点は、1%の控除率から0.7%に引き下げ、受けられる期間が10年から13年に延長、省エネ性能やZHE住宅の借り入れ限度額は4,000万円、通常の住宅では3,000万円となっています。

また、年収に応じて控除で節約できる方とできない方が出るので、試算は大切です。おさらいに借入額2,000万円の分岐点は年収450万円、2,500万円の場合は年収500万円、3,000万円は年収550万円です。

住宅ローン控除を効率よく受け取り、節約に役立ててください。