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2021.02.05
注文住宅に【ベランダ】って本当に必要?
皆さんこんにちは。愛知県江南市の注文住宅、リフォーム工事の工務店「きごころホーム」代表の鈴木です。
今回は、「注文住宅に【ベランダ】って本当に必要?」についてお話したいと思います。
大手リサーチ会社が家づくり検討者3,000人対象にアンケートを取った結果
ベランダを作るかどうか迷っていますと、または不要だという結果もありあました。
平屋の家でもない限りベランダが付いている家がほとんどで、ベランダが無い家というのはあまり見かけないですが・・・
ベランダの無い家というのはあまり見かけませんが、ベランダが無くて後で困ることはあるのでしょうか?
では家にベランダ本当に必要かどうか見てみましょう!!
今回のベランダの定義
屋根があるのがベランダで屋根がないのがバルコニーと呼ぶのですが、今回はバルコニー、ベランダを総称してベランダと呼びます。
また、防水にも、ウレタン防水、シート防水、FRP防水がありますが、今回はFRP防水を前提に話を進めていきます。
ベランダを付けた場合に増える作業
ベランダの掃除やお手入れ
ベランダには枯れ葉や砂、ほこりがたまりますので、日常に掃除が必要となります。また、室外機を置くと水かでて水垢がたまったり、最悪苔が生えたりする事もあります。
掃除をするために、バケツに水をいれて運ぶ必要があり重労働です。
しかし、放置しておくと排水溝がつまっていまい、雨漏りの原因になりますし、最悪、排水溝のやり替えになってしまったら、数十万の費用もかかってしまいますので、掃除はこまめにしなければなりません。
ベランダを作った場合の費用
これは、イニシャルコストとランニングコストになります、ベランダを作った場合の費用とその維持管理費用です。
イニシャルコストは当然、広ければ広いほど、費用がかかります。おおよそ、2帖のベランダを作ろうとすれば、40万ほどになりますが、これは工務店さんによってベランダの金額の出し方が違うと思いますので、一度確認してみて下さい。
またランニングコストでは、FRP防水の劣化によるやり替えです。おおよそ10年で保証が切れると思いますので、それ以降で塗替えが必要になってきます。
また、これを放置しておくと、雨漏りの原因につながりますので、メンテナンスは必ずやって下さい。
ベランダの必要性
洗濯物を干す、布団を干す、室外機を置く、煙草を吸う、外を眺める、プランターを育てる、こんな感じじゃないでしょうか?
このなかでも、つける理由として洗濯物を干す、布団を干すが圧倒的に多いのではないでしょうか?
毎日、洗濯をして2階まであがって、洗濯物を干す事はかなりの重労働です、また共働きの方なら、急に雨が降ってきたら、雨に降られて、びしょ濡れでもう一度洗濯しなおす事に、それが嫌なので夜に洗濯するれば、夜は乾きにくいので部屋干しとか・・・
こんな事なら、ベランダの代わりになるものがあればどうでしょうか?
ベランダの代わりになるものとは?
浴室乾燥機や物干しスペース、最近ではランドリースペースやサンルームなど作られる方が多いです。
また、ベランダの代わりに布団を干す金具は見た目を気にしないなら便利ですし、廊下の一部に物干し金具をつけるのは金額もお値打ちで、乾きやすく、誰かが来ても見えにくいので、これはオススメします。

これは、お客様の施工事例ですがこういったものになります。
また、布団干しバーも増えています
これもお客様の施工事例になりますが、窓についているものになります。

物にもよりますが、金額も10万円以下で、ベランダを付けるより安くでき、掃除も拭くだけと簡単に済みます。

ベランダを付けると増える作業
掃除が増える、やらないと排水溝の詰まりになり事もあり、最悪排水溝のなり替えになる事もある
ベランダの費用
作る費用と維持管理費用が必要で、2帖で40万円ほど、FRP防水のやり替えも10年目以降に必要になる
ベランダの使用目的と必要性
洗濯物干しと布団干しが圧倒的な理由、それであれば、室内干しの金物や布団干しバー、サンルーム、ランドリースペースでも代用ができる。
今回お伝えしたかったのは、ベランダを作らなくても、日々の使用目的、主に洗濯物や布団を干すという事であれば、ベランダじゃなくても選択肢はあるという事をお伝えしました。
家づくりを始めたばかりの方、これから始めようとしている方に少しでも参考になれば幸いです。
きごころホームでも毎週土日、今回お伝えできなかった事など、見学会、勉強会、おうちの何でも相談会を開催しています。見学会・勉強会・相談会は概要欄にのせておきますので、ぜひ活用してください。
最後までご視聴ありがとうございました。今回は「注文住宅に【ベランダ】って本当に必要?」をお伝えしました。
それではまたお会いしましょう きごころホーム鈴木でした。