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代表取締役 鈴木 篤志のブログ

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床暖房をつける前にやってはいけないこと3選

2021.01.28

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皆さんこんにちは。愛知県江南市の注文住宅、リフォーム工事の工務店「きごころホーム」代表の鈴木です。

今回は、「床暖房をつける前にやってはいけないこと3選」についてお話したいと思います。

 

イベントや相談会でよく聞かれる事で、「床暖房は必要ですか?」と聞かれる事が非常に多いです。その事からも床暖房にかかる費用やメリット・デメリットなどが気になる方が多いのではないでしょうか?

 

今回は、床暖房を迷ってる方に向けて、床暖房をつける前に、やってはいけない事をお伝えし、どうすればいいのか?その解決策など費用面を含めて、わかりやすくお伝えしていきますので最後までご覧下さい! 

 

目次


①メリット・デメリットを考えないで床暖房をいれる

私の会社では、リフォームなら床暖房を提案することはありますが、新築ではまず提案しませんし、実際に導入されている方もほとんどいません。

それはどうしてか?これは3つ理由があります。


① 温まるまでに時間がかかる
② コスパが悪い
③ 人体への影響ある


① あたたまるまでに時間がかかる

床暖房の温度は25~30℃です。
床暖房だけでは部屋の温度をすぐに上昇させるのは難しく、起動させてから部屋全体の温かさを感じるまでには約1~2時間以上かかります。

 

② コスパが悪い
結論から言うと、一番コスパがいいのがエアコンです。
具体的にエアコンと床暖房の比較をイニシャルコスト・ランニングコスト・メンテナンスコストにわけてお話しします。

 

まずイニシャルコスト(初期費用)ですが
エアコン:10万円~15万円程度
電気式床暖房:30~40万円程度
温水式床暖房:50~60万円程度

 

床暖房は床下への熱源設置工事が必要なので、エアコンよりも初期費用がかかります。

 

続いてランニングコスト(1カ月の光熱費)
エアコン:4,100円程度
電気式床暖房:6,100円程度
温水式床暖房:2,800円程度
(※8~10畳程度、1日8時間使用、電気代は1kWh27円)

 

最後にメンテナンスコスト(修理費用)
エアコン:1万円~数万円程度
床暖房:20~30万円程度
床暖房は基本的に半永久で、家が久しく老朽するまではずっと持ちますので修理をする機会はほとんどないと考えていいですが、
数十年後に床暖房の交換が必要になれば、床の張り替えも含め200万円以上かかります。

 

③ 人体への影響
これは小さなデメリットですが、床暖房の種類によっては電磁波が出ており、体に悪いことも確認されています。


床暖房のメリットも簡単にまとめておくと

床暖房は「ふく射熱」と「熱伝導」と「自然対流」を組み合わせて部屋を暖めます。「ふく射熱」とは熱線が物体に当たって熱となるもので、壁や天井、家具などにも吸収され、その熱が再び放射され室内の空気を暖めます。



室温がそれほど高くなくても暖かさを感じることができるほか、高気密・高断熱の家なら、床暖房だけでも家全体を暖かく保つことができるでしょう。



また、床暖房の場合は、足元から暖かくなる
ただ足元から暖かくなるのはうれしい事ですが、肌に触れてる部分があるので、低温やけどのリスクがあります。これはハイハイする乳幼児、感覚が鈍くなるような高齢者は特に注意が必要になります。



床暖房の場合は、音や風を気にする心配がありません。風が出ないので、ホコリなどのハウスダストが舞い上がりにくい。・・・確かにそうですが、夏にエアコンを使えば埃が舞うのでこれは少し疑問がのこります。

床暖房は床面そのものが暖房設備となっているので、季節ごとに出し入れをする必要がありません。

 

以上がメリットになりますが疑問に感じる事があります、それは床暖房の室温メリットは高気密・高断熱の家が前提だからです。この内容はまた後から詳しく解説していきます。

 

床暖房のデメリットの解決策としては・・・

1.温まるまでに時間がかかる
起床する2時間前に起動できるようタイマー設定したり、快適な室温になるまでは暖房器具を併用して時間短縮してください。

 

2.コスパが悪い
これに関しては、コスパの悪い床暖房の採用をやめエアコンにする、正直これしかありません。

 

3.人体への影響ある
ただ、現代は電子レンジやIH、ドライヤーなど電磁波はどこでもありますし携帯電話を使ってる時点で・・・
ですが・・・電磁波が身体に影響するのは、電気機器を使っている「時間」と「距離」であるという研究もあります。そのため、使用時間が多い方は、ぜひ使う時間を見直しましょう。

 

②住宅の性能を考えない

これは高気密・高断熱の高性能住宅で家を建てて下さい
まず大前提として、しっかり施工されている高気密・高断熱の家であれば、家自体の保温性が高く熱も逃げにくいため、床暖房は不要です。

そもそも高性能の家ならエアコン1台で十分です
高性能の家であれば居室の扉を開放する事によりエアコン1台でほとんどの部屋の空調が行えます。



ヒーターでは難しいことですがエアコンを主にすることで、程良い風量で室内の空気環境を整備することができます。



また、社会問題になってるヒートショックを防ぐこともできます
皆さんも聞いたことがあると思いますが、私も30代の友達と、60代の知合い夫婦が亡くなっています。このヒートショックで亡くなられる方が、交通事故で亡くなられ方より多いかだです。具体的には年間17,000人の方が亡くなられています。交通事故は3500人でざっと5倍です、車を運転するより自宅にいる方が危険という事になります。



因みに日本で一番寒い北海道は沖縄に続いてヒートショックによって亡くなられる方が少ないです。それは、北海道では全館暖房が標準になっており、部屋全体が暖かいからです。



なのでヒートショックを少しでも減らすには、温度差のバリアリーと言う考え方大切で、家の中の温度差を無くすという事ですそのためには、高気密・高断熱の高性能住宅で家を建て部屋の温度差を無くしてください。


③ フロアの種類を考えない

これは、無垢の床材にして下さい。なぜかと言うと、
床材は大きく分けると本物の木を使った無垢床と、合板の上に木目をプリントしたシートフロアの2種類があります。



無垢材は空気層がありそれが断熱効果のある空気層になり暖かく、床暖房が必要ないと言っていいでしょう。また、光熱費も抑えられますし、故障のリスクもありません。



余談ですが私の自宅の床も無垢フロアーで床暖房がありませんが、冬でもスリッパをはく事はありません。



また、これは樹種にもよります。柔らかい木は暖かいです、具体的には桐や杉です。傷が気になる方は固い無垢材、ウォルナットなどおすすめします。

 

もう一方のシートフロアは冬にかなり表面が冷たくなるので、スリッパを履くのが嫌な方や冷え性の方は、床暖房は絶対に付けることをお勧めします。



床暖房を勧めている住宅会社の床や、今床暖房がついているお宅の床は、必ずと言っていいほど無垢床以外の床を使っているはずです。


まとめ

床暖房は新築での優先順位は低いと私は思います。

床暖房より高気密・高断熱のような性能を上げる事を先に考えて下さい。

 

リフォームだと後から性能を上げるとなると、かなりの費用がかかってしまいます。

新築の場合ははじめからなので、どうにでもなります。

床暖房を入れる費用を、性能を上げる費用に回して、床暖房が無くても快適に過ごせる家づくりをして下さい。

 

これは実際に体感して頂ければ一番わかると思います、ぜひ高性能の住宅で無垢の床を標準にしている会社のモデルハウスで体感してみる事をおすすめします。

 

その体感を元に必要であれば導入する、という事でも遅くないと思います。


この内容が床暖房を検討されている方の参考に少しでもなれば幸いです。


きごころホームでも毎週土日、今回お伝えできなかった事など、見学会、勉強会、おうちの何でも相談会を開催しています。見学会・勉強会・相談会はを活用してください

最後までご閲覧ありがとうございました。今回は「床暖房をつける前にやってはいけないこと3選」をお伝えしました。

それではまたお会いしましょう きごころホーム鈴木でした。