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代表取締役 鈴木 篤志のブログ

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住宅の値段は【イニシャルコスト(工事費)】だけで考えず【イニシャルコスト(工事費)+ランニングコスト(光熱費)】で考えてみてください。

2020.06.16

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江南市 注文住宅 きごころホームの社長 鈴木です。

いつも読んで頂きありがとうございます。

 

以前当社専務が書いたブログで、少し前の記事ですが

いい事が書いてあるので再度、投稿します!

長文ですが、皆さんの家づくりの指針と

なると思いますので一度読んで見て下さい。

 

新しく家を建てるにあたって皆さんはどこにこだわりますか?

デザイン、間取り、インテリア・・・

だいたいの方はこうお答えになるでしょう。

 

はい。

とても大事だと思います。

 

 

住んでいる人の個性がでますし、自分で一生懸命考えたとなると

本当に大切にしてくれますからね。

 

ただ、建築のプロとしてもう一点こだわっていただきたい事があります。

 

それは、性能です!

 

性能と言っても耐震性などのメジャーなところは皆さんも少しは知識があってビルダーさんに

お聞きしたりするのでそれなりの耐震性を有した設計を行っているところが多いと思います。

安心のためには【耐震等級3相当+制震】は必須ですよね。

 

また、ほとんどの方がビルダーさん任せになってしまっている外皮性能(断熱)、

気密性能、省エネ性能についてこれからはこだわっていただきたいと思います。

 

 

これらはまだ過度期なためプロでも知識が乏しい方がいます。

でも、ここをおろそかにしてしまうと【住宅貧乏】になりかねません。

 

 

せっかくこだわりのデザイン、間取り、インテリアをそろえたのに

 

「夏は家の中が凄く暑い」

「冬はすごく寒い」

 

光熱費はめちゃくちゃかかる

クロスにカビが生えてきたので貼り替えしなきゃ

もう家に帰りたくない・・・【帰りたくない家】

なんてことになりかねません。

 

 

我慢して住み続けると病気になってしまい医療費も余計にかかってしまいます。

こんなことになっては、家を建てた意味がないですよね。

 

 

2020年から、現在の長期優良住宅の外皮性能基準が一般の

住宅に義務化されます。

外皮性能UA値0.87以下(6地域)

 

はっきり言って全然物足りないです。

 

逆にわからないまま普通に作った家でも余裕でクリアするほどの

低いレベルで、夏は暑いし、冬は寒いですね。

 

結果、暖房で一番低ランニングコストのエアコンがフル稼働してしまい

意味がないです。

 

うちの事務所は外皮計算をするとUA値0.82です。

基準はクリアしてます。

 

でも、このブログを書いてるいま、業務用のエアコンがフル稼働しているのにも関わらず

足元が寒い・・・はっきり言って不快ですね。

 

やはり、HEAT20のグレードまではUA値を下げていかないと快適とは

ほど遠いです。あと、見落としがちなのが【気密性C値】です。

 

隙間相当面積といい床面積1平方メートルあたりの隙間の大きさを表しています。

UA値の数値は計算することができますが、C値は計算ではでません

数値が低いほど隙間が少ないです。

 

また、これは実際の現場で測定し算出する数値です。

UA値の0.87などの数値は【C値がゼロ】の時の数値です。

 

【C値ゼロ】は潜水艦のような性能ではっきりって住宅では無理です。

いくら外皮性能UA値を下げようとC値が高ければ本来の性能が発揮できません。

 

C値1.0以下で十分性能が発揮されると考えてよいと思います。

UA値とC値は一体となって考えなければならない数値なのですが

このC値が国の基準から消されたのには全く納得がいきません

何かの力が働いた・・・としか思えないですね。

 

 

これらの、外皮性能(断熱)、気密性能を高めることで

外気の熱に左右されず、また室内の熱が外に逃げにくい

建物となります。

 

 

今の季節ですと暖房で一番低ランニングコストのエアコンで

すぐに家の中が温まり、熱が逃げていかないので

エアコンは設定温度に達し止ります。

 

 

また、冷えて来たら動き出しますがフルパワーで

稼働するわけではないので電気代は思っているほどかかりません。

吹き出し口が高いところにあるエアコンは足元が冷えると

いう方がいますが、家の気密性が高いので足元まで暖かくなります。

空気は暖めると軽くなるので上に行きます。

 

 

逆に冷やすと重くなるので下に行きます。

エアコンから出る暖められた空気は一旦は高いところに行きます。

でも、気密性が高く暖かい空気の逃げ場がないため足元の方にも

対流してきます。

 

UA値の性能を上げてあげると保温力が増すので暖かさが

保たれるわけです。

 

UA値、C値にこだわるだけでも省エネに結びつきますが

さらにパッシブ的手法を設計に盛り込むことでさらに省エネとなります。

 

 

一般的に冬場の南側の大きな窓(3.3㎡)から入ってくる

太陽の熱量は554Wと言われています。

 

554Wと言われてもピンとこないと思うので

コタツのヒーターが600Wです。

これを利用しない手はないですよね。

 

例えば冬の時期に晴れていれば太陽の熱を室内に取り込むと暖房負荷が

下がります。

 

夏はその逆ですね。

太陽の高度は冬至30°、夏至80°、春分秋分はそれぞれ55°で

きまっていますので庇を設けることでそのコントロールをするわけですが

そういった話はたぶんお聞きになったことはあるでしょう。

 

 

しかし、実際に一番寒いのは冬至ではなく1月末~2月上旬

一番熱いのは8月10日頃で若干冬至と夏至とは1か月ちょっとずれています。

また、建物の向きによっても全然変わってきます。

 

 

庇をつけてもらったから少し省エネになったというのではなく

やはり、そこまで考えないと意味がありませんよね。

外皮性能、気密性能をあげて高効率な暖冷房機、給湯器を

選択することで省エネで快適な家になります。

 

 

省エネということは電気代などのランニングコストが低くなる

ということですので、将来仕事を引退して収入が年金だけに

なった時でも手元に残るお金が多くなり安心できますよね。

 

 

皆さんの中には予算がいくらで、これぐらいの坪数の家を建てたい。

予算は絶対なのでオーバーしたら他で考えます。

とおっしゃる方がいます。

 

ネットとかで調べるのでしょうか、結構きわどいご予算を言われます。

はい。

とても分かります。

 

ビルダーさんもそういわれたら、予算ぎりぎりでできる坪数の家を提案します。

ただ、性能は度外視です。

 

この先かかってくるランニングコストについては一切触れないでしょう。

なぜなら、性能を上げるとイニシャルコスト(建物の価格)はあがりますので。

 

少し希望の坪数より小さくなっても高性能な住宅をお勧めします。

 

考え方をその家にどれだけ住みたいのか、その期間の光熱費も予算として考える

【イニシャルコスト+光熱費】という柔軟な発想をしていただければ

30年、35年、子供の代まで住み続けるなら高性能住宅の方が断然お得になります。

 

 

老後の不安もなくなにより、快適に暮らせます。

【帰りたくなる家】になります。

 

逆に10年住んだら売るつもりなら10回暑さと寒さを我慢さえすれば低性能の方がお得です。

ぜひ、皆さん頭の片隅でもいいのでこのブログをおぼえといてください。

 

 

そして、家を建てようとビルダーさんを訪れた時

この性能について尋ねてみてください。