![]() | 住宅の快適性を左右する気密測定を行いました。 |
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2014.02.26
こんにちは、きごころホームの鈴木修です。
昨日、S様邸の気密測定を実施しました。
気密性が高い住宅は天井面、床面の室内温度差がなくなったり
各部屋の温度差がなくなったりします。
省エネルギー効果もあり、少ない電力で部屋を暖めたり
冷やしたりできます。
気密性能を表す数値としてC値を使いますが
床面積1㎡あたりの天井、壁、床の隙間面積のことで
単位は㎠/㎡です。
”断熱性能をが高い家”
とよく聞くと思いますが、
断熱性能が高くても隙間の多い家は暖かくもなく、涼しくもありません。
気密性能が高くないと意味がありません。
扉を閉め忘れた冷蔵庫と同じです。
隙間から全て漏れてしまいます。
と前置きはこれぐらいにして
S様邸は平屋で約80坪、中庭があり
C値を計算するうえでかなり不利ですが
目標値は0.5以下!
測定器を設置して
室内の空気を排出していき、
室内の気圧を下げます。
10、20PA…と下げていき
最終的に50PAでの流量を測定します。
そしてコンピューターがはじき出した結果は
目標達成!
C値=0.45㎠/㎡
ちなみに、高気密高断熱をうたい文句にしている某メーカーさんの
基準は0.7だそうです。