![]() | 3種類の24時間換気システムのメリット・デメリット |
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2020.09.15
24時間換気システムは3種類に分けられる
4時間換気システムはシックハウス症候群対策として、2003年の改正建築基準法以降の新築に設置が義務付けられているシステムです。外気を取り込む「給気口」と空気を排出する「排気口」を建物に取り付け、換気をするシステムです。換気方式の違いにより以下の3種類に分けられます。
第1種換気・・・給気・排気の両方を換気扇で行う
第2種換気・・・給気は換気扇、排気は自然排出で行う
第3種換気・・・給気は自然給気、排気は換気扇で行う
24時間換気システム3種類のメリット・デメリット
●第1種換気
メリット:3種類のうち最も確実に換気を行うことができ、気密性の低い家でも安定して換気が行える
デメリット:他の換気方式よりもコストが高い
●第2種換気
メリット:導入コストが第1種と比べて安い
デメリット:住宅ではほとんど採用されない
●第3種換気
メリット:導入コストが第1種と比べて安い
デメリット:気密性の低い家ではしっかりと換気ができない場合がある
まとめ
一般の住宅で採用される24時間換気システムは「第1種」と「第3種」です。
わかりやすい違いは導入コストですが、住宅の気密性や周辺環境を考慮してベストな方式を選ぶようにしましょう。