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新築注文住宅における気密性能(C値)

2018.11.15

現在、新築されている住宅では高い耐震性能と省エネ性能の高さを謳ったものが一般的ですが、気密性能は後者の省エネ性能と密接な関係にあります。

気密性能とは

住宅の気密性能とは、外壁や窓サッシなどから空気が出入りする隙間面積の大小を表すもので、数値が少ない方が気密性能が高くなります。

住宅の外殻で隙間が出来る部分には、窓サッシ、外壁に面した内壁、天井・床、そして電気コンセントなどの設備器具などがあり、仮にこれらの隙間面積合計が200cm2で住宅の延床面積が100m2とすると、C値は2cm2/m2となります。(各単位に注意)

地域によって求められる気密性能値と現在の省エネ基準

平成11年の省エネ基準では地域によるC値が設定されており、北海道や青森などの寒冷地で2cm2/m2、その他の地域で5cm2/m2となっていましたが、現在の省エネ基準ではC値設定はされていません。

これは、C値測定に時間やコストが掛かるなどの施工者サイドの都合によるものですが、現在ではUA値(外皮平均熱貫流率)やηA値(冷房期の平均日射熱取得率)が設定されています。

それでも必要な気密性能

上記のように現在の省エネ基準ではC値設定はなくなりましたが、隙間が多い住宅よりも少ない住宅の方が省エネであることは自明ですから、できる限りの気密仕様としておくべきでしょう。

参考として、外壁の室内側と1階の床、そして最上階の天井部分には気密シートと気密テープで気密化を図り、それらの外側に断熱材を施工するのが一般的ですが、この仕様では1cm2/m2前後の性能を確保することができます。

まとめ

最新の省エネ基準ではC値設定はなくなりましたが、注文住宅を新築する際には、事前に仕様等を確認して想定している気密性能を確認しておくことを勧めます。また、別途費用になりますが、内装仕上げ前と完成後に気密テストを依頼することもできます。