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省エネ基準の熱損失係数(Q値)と外皮平均熱貫流率(UA)

2018.10.15

まず、現在の省エネ基準は若干の修正を加えられていますが、平成25年に施行されたものを基本としており、それまでの平成11年に施行された省エネ基準とは大きく異なっています。

熱損失係数(Q値)と外皮平均熱貫流率( UA )

熱損失係数(Q値)とは、室内外の温度差が1℃の時に、屋根・外壁・窓などの外部に面した部分から逃げ出す熱量を床面積当たりで表したもので、少ない方が省エネ性能としては優れていることになります。しかし、冒頭で述べたように現在の省エネ基準では床面積当たりではなく、外皮面積当たりに改正されています。

ここで言う外皮面積とは、屋根(天井)・外壁・窓(ドアを含む)、さらには床(あるいは土間)の合計面積で、Q値の床面積当たりよりも、より正確になったと言えるでしょう。そして、熱損失係数(Q値)に変えて外皮平均熱貫流率(UA)が採用されています。

地域区分によるQ値と UA

平成11年の省エネ基準では、地域を6区分されていましたが、平成25年の省エネ基準からは8区分になっています。参考までに、旧基準では関東以西に多いⅣ・Ⅴ地域が新基準では5・6・7地域に変更されており、前者のQ値が2.7w/m2kに対して後者の UA 値では0.87w/m2kとなっています。勿論、単位は同じですが計算根拠が異なりますので、新旧の比較に意味はありません。

まとめ

度重なる省エネ基準の改正は、国の施策である長期優良住宅、そして2020年の標準的な住宅の仕様目標としているゼロ・エネルギー住宅の基本となるもので、優良な住宅ストックの確保を目的としたものです。そして、現在の省エネ基準を満足させると、欧米などの断熱・省エネ先進国に並ぶようになります。