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新築注文住宅における気密性能(C値)

2018.11.15

現在、新築されている住宅では高い耐震性能と省エネ性能の高さを謳ったものが一般的ですが、気密性能は後者の省エネ性能と密接な関係にあります。

気密性能とは

住宅の気密性能とは、外壁や窓サッシなどから空気が出入りする隙間面積の大小を表すもので、数値が少ない方が気密性能が高くなります。

住宅の外殻で隙間が出来る部分には、窓サッシ、外壁に面した内壁、天井・床、そして電気コンセントなどの設備器具などがあり、仮にこれらの隙間面積合計が200cm2で住宅の延床面積が100m2とすると、C値は2cm2/m2となります。(各単位に注意)

地域によって求められる気密性能値と現在の省エネ基準

平成11年の省エネ基準では地域によるC値が設定されており、北海道や青森などの寒冷地で2cm2/m2、その他の地域で5cm2/m2となっていましたが、現在の省エネ基準ではC値設定はされていません。

これは、C値測定に時間やコストが掛かるなどの施工者サイドの都合によるものですが、現在ではUA値(外皮平均熱貫流率)やηA値(冷房期の平均日射熱取得率)が設定されています。

それでも必要な気密性能

上記のように現在の省エネ基準ではC値設定はなくなりましたが、隙間が多い住宅よりも少ない住宅の方が省エネであることは自明ですから、できる限りの気密仕様としておくべきでしょう。

参考として、外壁の室内側と1階の床、そして最上階の天井部分には気密シートと気密テープで気密化を図り、それらの外側に断熱材を施工するのが一般的ですが、この仕様では1cm2/m2前後の性能を確保することができます。

まとめ

最新の省エネ基準ではC値設定はなくなりましたが、注文住宅を新築する際には、事前に仕様等を確認して想定している気密性能を確認しておくことを勧めます。また、別途費用になりますが、内装仕上げ前と完成後に気密テストを依頼することもできます。

省エネ基準の熱損失係数(Q値)と外皮平均熱貫流率(UA)

2018.10.15

まず、現在の省エネ基準は若干の修正を加えられていますが、平成25年に施行されたものを基本としており、それまでの平成11年に施行された省エネ基準とは大きく異なっています。

熱損失係数(Q値)と外皮平均熱貫流率( UA )

熱損失係数(Q値)とは、室内外の温度差が1℃の時に、屋根・外壁・窓などの外部に面した部分から逃げ出す熱量を床面積当たりで表したもので、少ない方が省エネ性能としては優れていることになります。しかし、冒頭で述べたように現在の省エネ基準では床面積当たりではなく、外皮面積当たりに改正されています。

ここで言う外皮面積とは、屋根(天井)・外壁・窓(ドアを含む)、さらには床(あるいは土間)の合計面積で、Q値の床面積当たりよりも、より正確になったと言えるでしょう。そして、熱損失係数(Q値)に変えて外皮平均熱貫流率(UA)が採用されています。

地域区分によるQ値と UA

平成11年の省エネ基準では、地域を6区分されていましたが、平成25年の省エネ基準からは8区分になっています。参考までに、旧基準では関東以西に多いⅣ・Ⅴ地域が新基準では5・6・7地域に変更されており、前者のQ値が2.7w/m2kに対して後者の UA 値では0.87w/m2kとなっています。勿論、単位は同じですが計算根拠が異なりますので、新旧の比較に意味はありません。

まとめ

度重なる省エネ基準の改正は、国の施策である長期優良住宅、そして2020年の標準的な住宅の仕様目標としているゼロ・エネルギー住宅の基本となるもので、優良な住宅ストックの確保を目的としたものです。そして、現在の省エネ基準を満足させると、欧米などの断熱・省エネ先進国に並ぶようになります。

省エネを考える上で重要な指標「UA値」

2018.09.15

外皮平均熱貫流率(UA値)

従来の熱損失係数(Q値)に代わる指標で、外皮平均熱貫流率といいます。
建物内外の温度差が1℃の場合の住宅の外壁・窓・ドア・天井・床・土間など各部位から失われる熱量(熱損失量)を合計し、それを外皮面積(外壁・窓・ドア・天井・床・土間)で割った数値で表します。UA値が小さいほど熱が逃げにくく、断熱性能が高いものになります。
計算式では、「各部位の総熱損失量÷外皮面積」で表します。外皮平均熱貫流率の数値が小さいほど、断熱性能が高くなります。

外皮平均熱貫流率(UA値)を導入するメリットとは?

平成25年に省エネ基準が改正され、それ以前は失われる熱量(熱損失量)を延床面積で割った熱損失係数(Q値)で評価されていましたが、UA値の方が、建物の大きさや形状に影響されることが少ないことからこちらを採用するようになりました。
基準となる地域区分も8地域に増えたので、地域ごとに関してもより詳細に検討することができるようになりました。

まとめ

現在政府が推奨するゼロエネルギー住宅では、UA値を基準として計算を行うので、省エネを考える上で重要な指標になります。この外皮平均熱貫流率(UA値)について知っておくことで、数多くあるハウスメーカーの省エネ水準に対する比較ができるようになるので、是非とも覚えておいて下さい。

冷暖房を使わずに過ごせる家を(ZEH)

2018.08.15

ZEH・ゼッチ(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは

ZEH・ゼッチ(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは、快適な室温環境を保ちつつ、住宅の高断熱化と高効率設備を使用することによって、できる限りの省エネルギーに努め、太陽光発電などによってエネルギーを自らつくることで、1年間で消費する住宅のエネルギー量を概ねゼロ以下となる住宅のことです。

つまりZEH・ゼッチを簡単に言いますと、冷暖房や照明・給湯など、私たちが普段の生活で使用しているエネルギーを極力必要としない住宅を建てて、さらにその住宅に太陽光発電などのエネルギーをつくれるシステムを使用することによって、自ら使用したエネルギーを自ら作り出したエネルギーによって概ねゼロ以下にする住宅のことです。

また、ZEH・ゼッチは、「快適な室温環境を保ちつつ」という部分も重要です。エネルギーをトータルでゼロにすれば良いのだから、たとえお家の中が寒くても暑くても冷暖房を使わずに我慢して、太陽光発電などでエネルギーを作って1年間で消費するエネルギーは±ゼロです、というようなことはZEH・ゼッチとは言えません。
ZEH・ゼッチは、ただ1年間で消費するエネルギーが概ねゼロであればいいわけではありません。必ず快適な室温環境でなければZEH・ゼッチとは言えません。
快適な室温環境を作り出すためには、お家自体が寒さや暑さに強くなければなりませんね。
そのためZEH・ゼッチは、お家を高気密・高断熱にすることによって冷暖房効率を上げたり、そもそも冷暖房を使わずにすむ住宅にする必要があるのです。

建物の制震とは

2018.07.15

制震について

地震大国である日本では、地震による建物の倒壊を防ぐため、耐震・免震・制震・断震など色々な対策が生み出されてきました。今回は、最近注目を集めている制震について紹介します。

制震とは?

地震が起きた時に地震の揺れを吸収し、建物全体の揺れを少なくする装置を建物内部に組込むことを制震といいます。名前から察して「地震を制するもの」と解釈される方が多いと思いますが、実際は「振れるのを制する」という意味ですので、制振と考えた方がいいかもしれません。

制震の仕組みとは?

制震は建物内の数カ所の壁の中にダンパーと呼ばれる装置を設置します。地震が起きた時にこの装置が、少しだけ建物全体の動きとずれるように揺れ動くことで、建物自体に起きる揺れの増幅を抑えることができるのです。
地震に耐える耐力壁はある程度の揺れには耐えられますが、大きな揺れが起きた時は壊れてしまい、その後も繰り返し大きな余震が起きた場合は耐えることができなくなってしまいます。そのため制震装置によって耐力壁が壊れるのを防ぎ、繰り返し襲ってくる地震に対する抵抗力を上げるために揺れそのものを軽減しようという考え方に基づいて創られました。

費用はどのくらいかかる?

制震装置のダンパーには主に金属やゴム、アクリルなど色々なものがあります。制震は元々、オフィスビルなどの大きな建物に用いられることが多かったのですが、数カ所の壁の中に組み込むだけなので、他の地震に対応するシステムに比べれば100万円以内とリーズナブルな金額で採用できることから、最近では住宅でも多く採用されています。

まとめ

制震は装置を建物内に組み込めるというシンプルさから、地震対策として多く採用され始めています。是非とも数ある地震対策の選択肢の一つとしてご検討されてみてはいかがでしょうか。

耐震等級3とは?

2018.06.15

耐震等級3

耐震等級は地震に対する性能の評価基準をいいます。現在では耐震等級は3段階あり、建築基準法で義務付けられている最低基準を耐震等級1、その上に等級2、更にその上に等級3が設定されています。 ちなみに耐震等級1とは、阪神大震災のような極めて稀に起きる地震(震度6強級)の地震がきても倒壊しないことを基準としています。

耐震等級3はどのくらい強いのか?

耐震性で比較すると耐震等級1の基準を1倍とした場合、等級2は1.25倍、等級3は1.5倍になります。 また建物を倒壊から守るために必要な耐力壁の数に関しても基準が決められていて、耐震等級1の基準を1倍とした場合、等級2は1.55倍、耐震等級3は1.86倍の壁量が必要になります。

等級3のメリットとは?

また、耐震等級2からは床倍率というもので水平剛面の耐力(床の強さと考えて下さい)を計算するという規定があります。当然等級3は等級2より厳しい基準になります。 壁だけではなく床と屋根の耐力を検討していて、例えば大きな吹抜けなどがある場合に、その階の床がきちんと耐えることができるのかを計算するのが、等級1とは大きく違う点になります。

まとめ

近年の日本では、2016年の熊本地震や2004年の新潟県中越沖地震など、繰り返し大きな地震が起きるという想定外の地震が頻発しています。そんな想定外の地震にも耐えられるように、耐震等級3という選択をすることも重要になってくるのではないでしょうか。

相当隙間面積(C値)とは

2018.05.15

相当隙間面積(C値)

C値とは、住宅の気密性能を判断するための指標の一つで、相当隙間面積のことをいいます。C値は住宅にある隙間を通過する風量を延床面積で割って求めます。C値の数値が小さいほど、気密性が高い(隙間が少ない)ことを示しています。

相当隙間面積を小さくするメリットとは?

この計算式を見ての通り、熱損失係数を小さくする方法は、1つ目は延床面積に対して、外気に接する部分の表面積を少なくすることです。

当たり前ですが、隙間は少ないほど暖房時は暖気が逃げるのを防ぎ、冷房時は冷気が逃げるのを防ぐことができます。
また湿った空気が入りにくくなるので湿度管理が容易になり、カビなどを防ぐこともできるようになります。
更には隙間がないことで音漏れや騒音を防ぐことができるので、音響対策にも優れているという特徴があります。

隙間はどうやって求めるの?

この計算式を見ての通り、熱損失係数を小さくする方法は、1つ目は延床面積に対して、外気に接する部分の表面積を少なくすることです。

住宅に隙間があるといっても、全ての隙間が目に見えるとも思えないので、一体どうやって求めるのかが気になるところですが、隙間面積は気密測定というもので求めることができます。
この測定は室内の空気を測定器のファンで強制的に外へ出し、この時に生じる室内外の気圧差と風量を測定することにより、隙間面積を算出することができます。

まとめ

省エネ対策の検討をする際に、隙間の面積は大きく影響を及ぼします。この相当隙間面積について理解することで、ハウスメーカーの省エネ基準について比較する判断材料の一つになりますので、是非とも覚えておいて下さい。

熱損失係数(Q値)とは

2018.04.15

熱損失係数(Q値)

熱損失係数とは、住宅の熱損失を総合的に判断するための係数のことをいいます。 主に数値で表し、住宅の床・壁・天井などを介して失われる熱量と、換気を通して失われる熱量の合計値を室内外の温度差1℃につき、延床面積1m2及び1時間あたりについて表した数値をいいます。

計算式で表しますと、(住宅の各部位合計の熱損失+換気による熱損失)÷延床面積となります。

家から失われた熱量(熱損失量)を延床面積で割ったものと考えて下さい。

地域区分は6地域に分けられ、それぞれの地域ごとに基準値が決まっているので、地域の気候に適した詳細な基準値で検討することが可能になります。

熱損失係数を小さくするメリット

この計算式を見ての通り、熱損失係数を小さくする方法は、1つ目は延床面積に対して、外気に接する部分の表面積を少なくすることです。

延床面積が大きな住宅や、でこぼこの多い間取りではなく、真四角でシンプルな間取り、平屋建てよりも2階建ての方が熱損失係数を小さくすることができます。 
もう1つは窓などの開口部の気密性・断熱性を上げることです。二重窓・複層ガラスなどで断熱性を高めることが重要です。

まとめ

Q値は省エネに対する検討を図る上でとても重要な指標の一つになります。言葉の意味をよく理解して、省エネの知識を深めていきましょう。

”断熱”部分の性能を数値化した”UA値”

2018.03.15

UA値について

現在、エコな住宅について注目されております。
エコな住宅とは、「断熱・気密」性能が良い家の事です。
そのメリットはランニングコストに影響してきます。


例えば、夏であれば一度クーラーをきかせれば、涼しい空気が外に逃げにくい、冬であれば、ヒーターの温かい空気が外に逃げにくいので、結果的に電気代を節約できます。

その”断熱”部分の性能を数値化したものが”UA値”です。

外皮平均熱貫流率

専門用語で記載しますと、

時間当たりにどれだけ熱が失われるかを数値にしたものです。
ざっくりと解りやすく言いますと、住宅から熱が失われるのを数値にしたものです。

こちらの断熱性能 UA値については、低い方が優秀であるとされ、H25年の省エネ基準では地域区分によって細かく細分化されておりますが、
断熱性能 UA値0.45~0.87 と基準値が決められております。

現在の断熱性能 UA値については、注文住宅上位8社の発表値ですと、おおよそ、 断熱性能 UA値0.28~0.6になっておりますので、そちらを参考にしてみてもいいと思います。

BELS取得しました。

2018.03.09

こんにちは

きごころホームの鈴木修です。

 

BELS取得しました。

ZEH住宅の公的証明になります。

 

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次は

これから、国に地域型住宅グリーン化事業ゼロ・エネルギー住宅

補助金165万円を申請します。

ゼロエネルギー住宅(ZEH)

2018.02.15

ゼロエネルギー住宅

断熱性能を強化すると同時に、冷暖房や照明に高性能な機器を導入するなど省エネを徹底して、その上で太陽光エネルギーやエネファームなどの再生可能エネルギーを活用し、年間で消費するエネルギーを賄う住宅のことをいいます。
「創エネルギー>消費エネルギーな住宅」と考えてもらえるとわかりやすいのではないでしょうか。

優れた快適性

ゼロエネルギー住宅は断熱性がとても高いので、結露などの悩みも無くなります。また、天井・床・壁も隙間なく断熱材が施工されているので冷暖房効率も高く、家の中でも温度差の少ない快適な空間を創ることができますので、高齢者を中心に対策が必要と言われているヒートショックなども防ぐことができます。

創ったときに余った電気を売ることができる

ゼロエネルギー住宅では、電子モニターなどを導入して電力を「見える化」することも可能です。太陽光発電やエネファームで創った電気が、生活する上で使用した電気よりも多ければ売ることもできるので、費用面でも住む人の助けになることができます。

まとめ

環境にとっても我々にとっても、ゼロエネルギー住宅はいかにメリットが多いということがわかって頂けたと思います。また政府は2020年までに、新築戸建て住宅の過半数をゼロエネルギー住宅にする予定です。ゼロエネルギー住宅は環境にとっても我々にとってもメリットが大きいので、今のうちに理解しておきましょう。

2025年問題

2018.02.08

こんにちは、きごころホームの

鈴木 修です

 

皆さん「2025年問題」って聞いたこと

ありますでしょうか?

 

人口のボリュームの大きい団塊世代が75歳以上となる

2025年頃には大きな病気を患う人が増え

社会保障給付額が膨張するだけではなく、医療費や介護施設が

足りなくなるのではないのかと指摘されていることです。

さらには、その子供たちが親の介護の為早期離職するため

企業の人材不足も懸念されているという問題です。

 

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この2025年問題って大変なことですよね!

当然労働人口が減れば企業も生産性が落ち

国も税収が減り健全な生活が出来なくなることになりかねないということです。

 

労働力をAIの導入などで機械化すればいいという考え方もあるようですが

ある本で読んだのですが日本の労働人口は今後10数年で

1000万人近くも少なくなると見込まれているそうです。

その人手不足を全て機械化で穴埋めできるとは思えません。

 

結局のところ労働人口を増やしていくしかないように思います…

 

しかし、子供を増やしたくても相手がいない、家計に余裕がないなど

問題は山積みのような気がします。

 

われわれもこの問題に少しでも役に立てないかと…

労働人口減少のシナリオを少しでも変えることができれば

微力ですがお役に立てるかもしれないです。

ただ、当社だけでは歯が立つ問題ではないです

業界全体が立ち向かってこそ微力になると思います。

 

それは、日本人の健康寿命を延ばし

介護離職を減らすことで労働人口の減少を抑えることと

医療費や介護施設が少しでも少なくなる

そういった住宅を作っていくということです!

 

ちょうど今の時期が一番家庭内で起こる

事故、「ヒートショック」が多く発生しています。

この事故で亡くならなくても身体にマヒが残ってしまい

介護してもらわなければならなくなります。

 

そういったことが起こらない【温度差バリアフリー】の

住宅を業界全体で一丸となってユーザー様にご理解いただき

造っていく事が未来の日本

これからの子どもたちの為になる事で

この「2025問題」に対して

われわれにできる唯一の事であると思っております。

住宅の値段は【イニシャルコスト(工事費)】だけで考えず【イニシャルコスト(工事費)+ランニングコスト(光熱費)】で考えてみてください。

2018.01.18

こんにちは

きごころホームの鈴木修です。

 

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新しく家を建てるにあたって皆さんはどこにこだわりますか?

デザイン、間取り、インテリア・・・

だいたいの方はこうお答えになるでしょう。

 

はい。

とても大事だと思います。

住んでいる人の個性がでますし、自分で一生懸命考えたとなると

本当に大切にしてくれますからね。

 

ただ、建築のプロとしてもう一点こだわっていただきたい事があります。

それは、性能です。

性能と言っても耐震性などのメジャーなところは皆さんも少しは知識があってビルダーさんに

お聞きしたりするのでそれなりの耐震性を有した設計を行っているところが多いと思います。

安心のためには【耐震等級3相当+制震】は必須ですよね。

 

また、ほとんどの方がビルダーさん任せになってしまっている外皮性能(断熱)、気密性能、省エネ性能について

これからはこだわっていただきたいと思います。

これらはまだ過度期なためプロでも知識が乏しい方がいます。

でも、ここをおろそかにしてしまうと【住宅貧乏】になりかねません。

 

せっかくこだわりのデザイン、間取り、インテリアをそろえたのに

夏は家の中が凄く暑い

冬はすごく寒い

光熱費はめちゃくちゃかかる

クロスにカビが生えてきたので貼り替えしなきゃ

もう家に帰りたくない・・・【帰りたくない家】

なんてことになりかねません。

 

我慢して住み続けると病気になってしまい医療費も余計にかかってしまいます。

 

こんなことになっては、家を建てた意味がないですよね。

 

2020年から、現在の長期優良住宅の外皮性能基準が一般の

住宅に義務化されます。

外皮性能UA値0.87以下(6地域)

 

はっきり言って全然物足りないです。

逆にわからないまま普通に作った家でも余裕でクリアするほどの

低いレベルで、夏は暑いし、冬は寒いですね。

結果、暖房で一番低ランニングコストのエアコンがフル稼働してしまい

意味がないです。

 

うちの事務所は外皮計算をするとUA値0.82です。

基準はクリアしてます。

でも、このブログを書いてるいま、業務用のエアコンがフル稼働しているのにも関わらず

足元が寒い・・・

はっきり言って不快ですね。

 

やはり、HEAT20のグレードまではUA値を下げていかないと快適とは

ほど遠いです。

 

あと、見落としがちなのが【気密性C値】です。

隙間相当面積といい床面積1平方メートルあたりの隙間の大きさを

表しています。

UA値の数値は計算することができますが、C値は計算ではでません

数値が低いほど隙間が少ないです。

また、これは実際の現場で測定し算出する数値です。

 

UA値の0.87などの数値は【C値がゼロ】の時の

数値です。

【C値ゼロ】は潜水艦のような性能ではっきりって住宅では無理です。

いくら外皮性能UA値を下げようとC値が高ければ本来の性能が発揮できません。

C値1.0以下で十分性能が発揮されると考えてよいと思います。

 

UA値とC値は一体となって考えなければならない数値なのですが

このC値が国の基準から消されたのには全く納得がいきません

何かの力が働いた・・・としか思えないですね。

 

これらの、外皮性能(断熱)、気密性能を高めることで

外気の熱に左右されず、また室内の熱が外に逃げにくい

建物となります。

 

今の季節ですと暖房で一番低ランニングコストのエアコンで

すぐに家の中が温まり、熱が逃げていかないので

エアコンは設定温度に達し止ります。

また、冷えて来たら動き出しますがフルパワーで

稼働するわけではないので電気代は思っているほどかかりません。

 

吹き出し口が高いところにあるエアコンは足元が冷えると

いう方がいますが、家の気密性が高いので足元まで暖かくなります。

空気は暖めると軽くなるので上に行きます。

逆に冷やすと重くなるので下に行きます。

エアコンから出る暖められた空気は一旦は高いところに行きます。

でも、気密性が高く暖かい空気の逃げ場がないため足元の方にも

対流してきます。

UA値の性能を上げてあげると保温力が増すので暖かさが

保たれるわけです。

 

UA値、C値にこだわるだけでも省エネに結びつきますが

さらにパッシブ的手法を設計に盛り込むことでさらに省エネとなります。

一般的に冬場の南側の大きな窓(3.3㎡)から入ってくる

太陽の熱量は554Wと言われています。

554Wと言われてもピンとこないと思うので

コタツのヒーターが600Wです。

これを利用しない手はないですよね。

 

例えば冬の時期に晴れていれば太陽の熱を室内に取り込むと暖房負荷が

下がります。

夏はその逆ですね。

太陽の高度は冬至30°、夏至80°、春分秋分はそれぞれ55°できまっていますので庇を設けることで

そのコントロールをするわけですが

そういった話はたぶんお聞きになったことはあるでしょう。

 

しかし、実際に一番寒いのは冬至ではなく1月末~2月上旬

一番熱いのは8月10日頃で若干冬至と夏至とは1か月ちょっとずれています。

また、建物の向きによっても全然変わってきます。

庇をつけてもらったから少し省エネになったというのではなく

やはり、そこまで考えないと意味がありませんよね。

 

外皮性能、気密性能をあげて高効率な暖冷房機、給湯器を

選択することで省エネで快適な家になります。

 

省エネということは電気代などのランニングコストが低くなる

ということですので、将来仕事を引退して収入が年金だけに

なった時でも手元に残るお金が多くなり安心できますよね。

 

皆さんの中には

予算がいくらで、これぐらいの坪数の家を建てたい。

予算は絶対なのでオーバーしたら他で考えます。

とおっしゃる方がいます。

 

ネットとかで調べるのでしょうか、結構きわどいご予算を言われます。

 

はい。

とても分かります。

 

ビルダーさんもそういわれたら、予算ぎりぎりでできる坪数の家を提案します。

ただ、性能は度外視です。

 

この先かかってくるランニングコストについては一切触れないでしょう。

なぜなら、性能を上げるとイニシャルコスト(建物の価格)はあがりますので。

 

少し希望の坪数より小さくなっても高性能な住宅をお勧めします。

考え方をその家にどれだけ住みたいのか、その期間の光熱費も予算として考える

【イニシャルコスト+光熱費】という柔軟な発想をしていただければ

30年、35年、子供の代まで住み続けるなら高性能住宅の方が断然お得になります。

老後の不安もなくなにより、快適に暮らせます。

【帰りたくなる家】になります。

 

逆に10年住んだら売るつもりなら10回暑さと寒さを我慢さえすれば低性能の方がお得です。

 

ぜひ、皆さん頭の片隅でもいいのでこのブログをおぼえといてください。

そして、家を建てようとビルダーさんを訪れた時

この性能について尋ねてみてください。

 

それでは、失礼いたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・

【生活習慣を身に付けられる空間を創り出す】

2018.01.01

親が子どもに身に付けてもらいたいことの一つに、生活習慣というものがあります。

 

生活習慣というのは、社会のマナーやルールにも該当することになりますが、日々の生活の中で培われていくというイメージが強いために、注文住宅では候補として挙げられるケースも少ないですが、生活習慣を身に付けやすい家というものは存在します。

 

子どもの頃の習慣というのは、大人になっても続いていくものとなっていて、近年では核家族化・地域住民との交流の減少などが挙げられるために、家庭の中で完結することが出来る環境作りというものは、とても大切なことになっています。

 

欧米によく見られるような、個々の環境を重視するという住宅づくりが流行りになりつつありますが、大人になっても恥ずかしくない人を育てるためには、それに見合った空間を創り出すことが第一歩となっていますので、子どもの興味や関心を広げることが出来るような家造りを要望することが注文住宅を依頼する時に最も重要なことになります。

 

注文住宅というのは、施工主の要望通りの家を創り出すということになりますので、相談を受ければプロが対応してくれることになりますが、相談を受けることが出来なければ専門家でも、何もすることが出来ませんので、気になったことは全て相談すると良いでしょう。

【注文住宅で満足の出来る家を建てるには、どうすれば良いのか?】

2017.12.01

注文住宅を依頼して、幾年月が経過した時に、後悔してしまう人というのは、未来予想図が出来ていないのにも関わらず、注文住宅を依頼してしまったという人が多いです。

 

完璧な未来予想図を構想するということは、誰にもできることではありませんが、大筋の未来を考えることによって、自分たちに合った住宅を立てることが出来ます。

 

そのために必要なのは、「自分の建てたい家をしっかりとイメージする」ということにあります。

 

本人と家族にとって、家に求めているものは何かということを突き詰めると、注文住宅に必要なもの、不必要なものが明確になります。

 

口コミやモデルハウス、営業マンのセールストークなども、家を建てる時に参考にするという人も多いかもしれませんが、あまりにも周りの声に左右されすぎると、本来は不要な設備を増やしてしまったり、予算がオーバーしてしまったりするということも十分に考えられますので、このような状況になると、後々に後悔してしまうことも多いです。

 

そのため、自分たちにとって理想の家を建てるために必要なのは、自分たちの意思を確立させるということになっていて、住宅会社というのは、意思を確立させるためにサポートをする存在だと考えておけば間違いありません。

【注文住宅を依頼する際に、相場を基準にすると危険なケースもある】

2017.11.01

注文住宅というのは、地域によってまたは建築に使用する素材によって相場が大きく変動するものになっていますが、それでもいくつかの条件を組み合わせることによって、ある程度の相場を算出することが出来ます。

 

しかし、注文住宅を依頼する際には、相場を信用しすぎてしまうと危険なケースも多いです。

 

そのため、相場よりも高い費用を注ぎ込んだから、この家は良い家だとか、相場よりも安い費用しか払えなかったから質が低いというように言い切ることは出来ないということです。

 

注文住宅を依頼される人の多くは、一生に一回の買い物ということもあり、相場の変動に一喜一憂する人も非常に多く、少しでも相場が低くて自分たちの条件に合致した場所に家を建てようとする人が非常に多いですが、相場というのは1つの指標でしかありませんので、相場に捕らわれすぎるというのは、悪い結果を招いてしまうこともあります。

 

そのため、まずは自分たちが満足したい家というものは、どのような家なのかということを構想して、その構想に合った住宅会社を選ぶことが最も重要なことになります。

 

そうすることによって、自分たちの理想に近い家を建てることが出来ます。

【注文住宅の購入時は、利用できる制度は全て利用すること】

2017.10.01

こちらについては、注文住宅を依頼する際に、住宅メーカーから助言されることも多いかもしれませんが、日本では注文住宅を建てる時に利用することの出来る補助金制度が非常に多いです。

 

よくあるケースとしては、省エネ住宅や、環境に配慮した住宅を建てた場合に、金額に応じて国や都道府県が費用を負担してくれるという制度になっています。

 

また、地方で過疎化が進んでいる地域では、居住を推進するために、大規模な補助金を支給している地域も存在しています。

 

中には土地代と建物の費用を負担してくれて、20年~30年ほど住み続けることによって、費用を全額負担してくれるような制度がある地域もありますので、注文住宅を購入する際には、利用できる制度は全て利用するという心構えが大切です。

 

これらの制度というのは、国が提供している制度も多いですが、都道府県や自治体が独自に提供しているものも多いために、道が一本ズレるだけで利用できる制度が異なるというケースも多くなります。

 

そのため、費用のことを考えるのなら、どこに住宅を建てた方が、メリットが大きくなるのかということも念頭に置いて注文住宅を依頼するようにしたほうが良いでしょう。

【一生に1回と言われる買い物だからこそ、十分な時間を掛ける】

2017.09.01

住宅というのは、人生での三大支出に数えられているほどに大きな買い物ということになります。

 

そのため、当然のことながら、一生のことを考えて購入しなければいけません。

 

日本人の美徳なのかもしれませんが、住宅メーカーの営業マンに押し切られてしまって、断ることも出来ずに一生の買い物を決めてしまったという人も非常に多いです。

 

人間というのは、目の前の数千円~数万円の買い物に関しては注意深く見る性質がありますが、数百万円~数千万円という買い物になると、急に注意力が散漫になってしまうことがあります。

 

注文住宅を依頼する際に、全ての支払を現金で支払うという人は稀だと思われますが、住宅ローンを組むことによって、長い年月をかけて支払うということになるために、金銭感覚が麻痺してしまう人も多いです。

 

家族や友人知人からの圧力によって、早々と注文住宅の内容を決めてしまう人も非常に多いですが、本当に家族のことを考えているのなら、プランニングをしてから1年後、2年後に施工を開始するということでも、遅くありません。

 

このように、十分に時間を掛けて納得が出来る住宅を造ることによって、安心して過ごすことが出来る未来に繋がります。